テレタビーズという番組について
1997年3月に世界初の「0歳児番組」として乳幼児向けに始まったテレタビーズ。ところが番組が始まってみると、その癒し効果に全世界の大人までが魅了されてしまったのです。
そんな不思議な魅力のテレタビーズはこんな番組です。
テレタビーズはイギリスBBC放送が製作した子供向け番組で、4人のキャラクター、ティンキーウィンキー、ディプシー、ラーラ、ポーが繰り広げるファンダジーな世界の物語です。

イギリスBBC国営放送の依頼でラグドール社が製作を担当し、1997年3月31日にBBC2放送でテレビ放映が始まりました。

番組の総予算は800万ポンド(約14億円)が組まれ、ストーリーは365話製作されました。

テレタビーズの撮影はイギリスのStratford-Upon-Avonの近郊の農場で行われ、舞台となるテレタビーランド、スーパードームなども実際にそこに作られました。セットは外観だけはなく、実際に中で撮影を行いました。
 
テレタビーランド建設風景
マジックウィンドミル建設風景
製作を手がけたラグドール社のアン・ウッドさんとアンドリュー・デボンポートさんは、BBC放送から「今ある子供番組より、もっと小さな子向けの番組を」と依頼され、たくさんの赤ちゃんや子供達をとことん研究した結果、テレタビーズが考え出されました。

遊びの中で自然に言葉や数字を学ばせようとするために、テレタビーズには色々な工夫がされたのです。
ダンス「Follow my leader」撮影風景
まず、テレタビーズも赤ちゃんということ、そのためテレタビーズは多くを話しませんし、発音も上手に出来ません。子供たちと同じように舌足らずなのです。

これによって子供たちはテレタビーズに親近感を覚えます。そして言葉と言葉の間が十分に開いていることから、見ている子供に反応する余裕が生まれます。テレタビーズやナレーションの言ったことに話し返すことができるのです。
テレタビーズには「繰り返す」ということが多く出てきます。これは同じことを何回も繰り返すことにより、子供たちに「次の予測」をさせやすくするためです。
 「こうなるだろう」と思ったことがその通りになると、子供は喜び、考えようとする力を伸ばします。

テレタビーズには、数の概念もところどころに入っています。
ダンスを踊るクマは「1匹」、行進する動物は「2匹」づつ、船は「3艘」、家の窓は「4つ」、木にとまる鳥は「5羽」などです。
子供は大人の気付かないところで数をかぞえ、覚えます。
動物は2匹ずつ 船は3そう
テレタビーズの舞台はテレタビーランドという人間の住む世界とは違う世界ですが、テレタビーズのおなかのテレビには実世界の子供たちの様子が映ります。これにより現実感を無くさず、テレタビーズは本当にいるんだと思わせることも工夫の一つです。

そして子供のすることはテレタビーズもします。走ったり、ころんだり、水たまりに足を入れたり・・・

これにより子供たちはテレタビーズも自分たちと一緒だと考え、テレタビーズと同じことをしようとします。テレタビーズの挨拶を見て子供たちも挨拶を覚え、誰とでもなかよしな姿を見て、自分の友達とも仲良く出来るのです。
何より緊張感を無くし、感覚で物を覚える。このコンセプトの元にテレタビーズは作られました。その効果は世界で認められ、放送は世界70ヶ国92の放送局で36ヶ国語に翻訳され、衛星放送を含めると合計120ヶ国以上の国で行われたのです。

ところで、テレタビーズの放送開始後、乳幼児を持つ親から「普段は何にも興味を示さない子がテレタビーズに夢中になった!」などの意見が寄せられ、テレタビーズはコンセプト通りに乳幼児にうけたことが実証されました。
ところがこれとは別に、製作者も予想しなかった出来ごとが起きたのです。

それは、世界中の大人がハマったことでした。

イヤなことが起こらず、平和で時間がのんびり過ぎるテレタビーランド、そこでテレタビーズの4人がほのぼのと毎日を過ごす姿は、現代社会に疲れた大人達の心をことごとく癒したのでした。

またこの現象を顕著に現したのが、主題歌のヒットでした。
主題歌の "Teletubbies say Eh-Oh!" は、4人のテレタビーズの名前を何度も繰り返すだけの単純な歌だったのですが、何とこの曲が数ある有名アーティストの曲を退けて、全英ヒットチャートの1位を取ってしまったのです!


こんな現象まで起こしてしまう教育番組、ちょっと他には無いとおもいませんか?!

Teletubbies.jpでは、こんなテレタビーズをずっと応援していこうと思います!
Home
当サイト teletubbies.jp ではイギリスBBC国営放送よりテレタビーズの画像使用許可を得ています。
Teletubbies characters and logo(C) and TM 1996 Ragdoll Ltd. Licensed by BBC Worldwide Limited.